工藤礼二郎

工藤礼二郎

作家の言葉

作家は、黒一色で構成され図と地だけでなく筆跡をも消し去った、厳格な精神性を有する作品を制作してきた。黒に覆われた画面を見続けると、様々な色が見え始める空間に霊的な力さえ感じられた。
近年はその構成が一見裏返ったかのような白の作品を制作する。多くの色が画面に集合しているが、騒々しさや寛容な空間になったという印象はない。静かに輝き始めた画面が生成するのは、豊かさを象徴する光なのだろうか。

1964年大阪府生まれ
1990年創形美術学校造形科卒業(創形賞一席)、1991年創形美術学校研究科造形課程修了、1996年パリ国際芸術会館滞在('97迄)、2002年ホルベイン・スカラシップ奨学生

【グループ展】
1996年「Flowers for Mururoa project」 ガレリアラセン、1997年「アトリエ コレクティフ」国際芸術会館/パリ、1999年「日韓現代美術交流展'99」釜山市立文化会館、2003年「様々な波動」 23ギャラリー、
2007年「CROSSING」京都文化博物館他多数

【個 展】
G・ART GALLERY、ギャラリー現、国際芸術会館/パリ、ガレリアラセン、GALLERY TAGA、ギャラリエ アンドウ、トラットリア・ ラ・ ヴァソ、GALERIE SOL、不二画廊などで発表多数

杜の都・仙台ゆかり : ーーーー

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Colonne de lune 03-A
51.5×36.4cm ミクストメディア
¥99,000
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