駒形克哉」タグアーカイブ

エコーの森3

h04komka015

 

駒形克哉 「エコーの森3」 黄金切り紙細工 金紙、人造宝石、硝子
103cm×73cmのパネル10枚による構成 207cm×365cm(額付)

「エコーの森」シリーズ1,2に続く作品です。
失恋の悲しみで肉体を失った声の妖精エコーは森の薄暗がり中から、自らの発した声の響きで金色に染まった風景に、ナルキッソスが変身した水仙の花を見ています。その彼女の見た光景を再現した作品です。水仙の花の配置は、これも、古代詩の韻律6脚計量詩ヘクサメトロンに基づいています。

 

駒形克哉の作品一覧へ