アートフラグメント
アートジョイが発行している2007年創刊のアートの小冊子、現在は季刊誌として多くの読者にお楽しみいただいています。
2019年に第60号を発行いたしましたが、これらはアートジョイ事業の歴史を内包しているといえます。
また巻頭の谷川渥先生のエッセイは、加筆・再構築され2020年12月に「文豪たちの西洋美術」というタイトルで河出書房新社より刊行されました。
主な執筆者の紹介
谷川渥
美学者。マニエリスム・バロックからモダニズム・現代美術にいたる広範な領域を視野に収め、多方面にわたって批評活動を展開。 芸術時間論、廃墟論、だまし絵論、シュルレアリスム論、そして「芸術の皮膚論」など、独自の視点による美学的地平を開拓。
萩原朔美
映像作家・演出家。寺山修司主宰の演劇実験室・天井桟敷の立ち上げに参加。フランクフルト国際前衛演劇祭で『毛皮のマリー』の演出を担当。劇団退団後、時間や記憶をテーマにした映像作品を制作。雑誌『ビックリハウス』をパルコ出版より創刊し、渋谷系サブカルチャーの文化を生みだした。現在、多摩美術大学教授。