高橋麻佑 「夜があふれて」ボールペン、水彩色鉛筆、水彩紙
作品サイズ 53.0cm×45.5cm
夜が、体中から、街中から溢れている絵が出来ました。自転車をこぎながら夜空を見ていたら、無性に描きたくなった絵です。夜、外に出たら不思議と元気になった、なんてことはありませんか。私は、夜を体と心いっぱいに着ているような感覚になって、外の空気や夜空の色が自分の中に溢れた気持ちになって、ぼんやりしてしまったことがありました。それ以来、賑やかな夜の街を見ていると、人はもちろん、ビル等の建物にでさえも、「夜を体いっぱいに着て、溢れているなあ」と思うようになりました。この絵が生まれて、世界は夜のパワーに助けられているということに気が付きました。
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