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ブルー・チーズ 6

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千葉照子 「ブルー・チーズ 6」 楮・雁皮紙に藍、海藤樹脂、油煙墨、方解石、孔雀石、プラチナ泥を膠彩
作品サイズ 53×53cm

最後にプラチナ泥を垂らした点の上でその筆を絞ったとき、次の創作の技法が一つ、兆したような気がした。視覚的に自分が想像出来る作品をわざわざ制作する必要はない。技法の組み合わせが、創作の意図となる。

 

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くものむこうに

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山口健児 「くものむこうに」 雲肌麻紙、岩絵具、膠
作品サイズ 72.7×53cm

空が急に暗くなり、雨が激しく降り出した。しかたなく、通りの軒先で雨宿りして、足元の水溜りに落ちる雫を見ていた。ふと見上げると、雲の間から光がさしてきた。どこか自分のうちにも同じように光がさした気がした。

 

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