高橋麻佑 「夜があふれて」ボールペン、水彩色鉛筆、水彩紙
作品サイズ 53.0cm×45.5cm
夜が、体中から、街中から溢れている絵が出来ました。自転車をこぎながら夜空を見ていたら、無性に描きたくなった絵です。夜、外に出たら不思議と元気になった、なんてことはありませんか。私は、夜を体と心いっぱいに着ているような感覚になって、外の空気や夜空の色が自分の中に溢れた気持ちになって、ぼんやりしてしまったことがありました。それ以来、賑やかな夜の街を見ていると、人はもちろん、ビル等の建物にでさえも、「夜を体いっぱいに着て、溢れているなあ」と思うようになりました。この絵が生まれて、世界は夜のパワーに助けられているということに気が付きました。
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高橋麻佑 「遊具地図」ボールペン、水彩色鉛筆、水彩紙
作品サイズ 40.9cm×31.8cm(作家額付)
公園の遊具を見たときに生まれる不思議なわくわくする感と、世界地図を見たときに広がる、「わあっ」という驚く感覚。大好きな感覚であるからこそ、理由はうまく説明できませんが、共感してくださる方、いらっしゃると思います。この2つの感覚をミックスしてみたら、面白い化学変化が起きるのはないかなと起きるのではないかと思い、絵にしてみました。
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高橋麻佑 「365」ボールペン、水彩色鉛筆、水彩紙
作品サイズ 40.9cm×31.8cm(作家額付)
私は、1年のはじまりに「これだけは続けていきたい」という3つのことを決めるようにしています。そこで、365日を真っ白なキャンバスとして、決めた大切な3つのことを「3色」として、毎日、大切に出来たらご褒美に塗ることが出来るというルールを作り、塗り絵を続けてみました。でも実際は、全部を大切に出来ない日があったり、1色だけが思い切り強くなる日があったり、自分自身の気持ちによって毎日変化があって、同じ色なのに一日として全く同じ色にはならないことを知りました。「色がばらけても、365日塗り続けたときに、綺麗ではなくても、全体を見たときに笑顔になれる画面が目の前に広がったいたら面白いなあ。」描き終わったとき、そんな経験が得られることに思いを馳せて、毎日地道に塗り続けた作品です。皆様も、是非3色を決めて、一年かけて塗り絵をしてみてください。
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