団野雅子

団野雅子

作家の言葉

作家は自然から感受する、「気」や「霊的」なもの、あるいは物理的ではない「時間」を画面に記していく。具体的な山、谷、野、樹林、草群、雲、雨・・・そういった幾歳月、見続けた形象を自身の身体−魂に溶かし込む。その上で絵の具、筆、紙、金箔と言った素材と対話しながら真新しい形で存在せしめんとしているかのようだ。
 静寂で幽玄な画面。しかしそこには時に激しく圧倒的な力で人間に迫る自然の本質をも同時に内包しているのだ。

1952年 大阪生まれ
1974年 女子美術大学 芸術学科卒業
■個展
1998年−2000年 ギャラリー人 東京
2000年−04年 ギャラリーリヒトブリック ベルリン
2000年−12年 ギャラリーゴトウ 東京
2003年 セーゲンス教会 ベルリン
2007年 山梨県立美術館企画 ギャラリーエコー 甲府2009年 LA ART CORE ロサンジェルス
2010年 テドンギャラリー 昌原(チャンオン)韓国
2008年−12年 不二画廊 大阪  法隆寺画廊 奈良
2011年−12年 ギャラリーKOGA 佐世保

■パブリックコレクション
国立甲府病院 大阪市立十三市民病院

杜の都・仙台ゆかり : ーーーー

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惜夏驟雨
180×180cm ミクストメディア
¥1,320,000
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