山本靖久

山本靖久

作家の言葉

 山本靖久の絵画にはどっしりとしたフォルムの女性や子供達の群像、夜、天使、そしてその翼、またしばしばそこには象があらわれる。人々の表情はどちらかというと暗く、何かを待ち望んでいるように、あるいは漠然とした不安を身体の中に抱え込んでいるかのように見える。対して暗闇に溶け込みながら、人間達を支え包むように背後にひっそりと存在する象の瞳には、深い洞察の知恵の光が宿る。
 物質文明や科学情報技術が猛スピードで爛熟していくこの時代に、立ち止まり足下をさぐり自身の真の感覚や倫理の在り様を絵の具と筆と様々な材料で画面の中に塑造するかのような制作である。

1963年 神奈川県生まれ
1987年 武蔵野美術大学卒業  卒業制作優秀賞受賞
    主体展 佳作作家 以後毎年出品
1989年 武蔵野美術大学大学院修了修了制作優秀賞受賞
    上野の森美術館大賞展 賞候補
    銀座大賞展 大賞受賞、
    主体展 佳作作家 会員となる
1990年 安井賞展(セゾン美術館他巡回)同92・,93年
    神奈川県美術展 大賞受賞
1993年 文化庁芸術インターンシップ研修員 〜94年
     東京セントラル美術館油絵大賞展 招待出品 佳作賞受賞
1995年 文化庁現代美術選抜展(浦添市美術館他巡回)
    日本現代作家作品展(上海美術館)
1999年 主体展 安田火災美術財団奨励賞受賞
2007年 北海道現代具象展招待出品 (小樽美術館他巡
2010年 ストーリー・テラーズ小説と絵画展 (高島屋巡回)
その他グループ展,企画展多数
現在 主体美術協会会員
武蔵野美術大学、女子美術大学 非常勤講師

販売価格は税別額付です

風の香
91×91cm ミクストメディア
¥1,050,000

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