河合美和
作家の言葉
作家の言葉 河合美和
「自然の中に身を置く」
私は神戸に生まれて、育ちました。神戸は山と海の間に広がる自然の豊かなところです。幼い頃から自然の好きな父に連れられて、よく六甲山を歩きました。結婚してからも登山好きの夫や子供と休日は自然の中で過ごすことの多い生活です。それは、絵の制作に大きく影響しています。
私はキャンバスの中に自然の風景の中で感じたいろんなこと、例えば光や影、肌に感じる風等、自分を取り巻く空間の有様を表現したいのだと思います。
木々の中を歩く時、その歩いた時間がいろいろな風景を見せてくれます。私の制作も、初めから描くものを決めず、筆を置くそして画面を眺める時間が重なることで、現れて来るものを待つようにしています。それは自然の中に自分を解放して佇んでいるのと似ています。
作品を見てそんな気持ちになって頂ければ幸いです。
画家 河合美和
(2016年 ART FRAGMENTS 48号より)
私は神戸に生まれて、育ちました。神戸は山と海の間に広がる自然の豊かなところです。幼い頃から自然の好きな父に連れられて、よく六甲山を歩きました。結婚してからも登山好きの夫や子供と休日は自然の中で過ごすことの多い生活です。それは、絵の制作に大きく影響しています。
私はキャンバスの中に自然の風景の中で感じたいろんなこと、例えば光や影、肌に感じる風等、自分を取り巻く空間の有様を表現したいのだと思います。
木々の中を歩く時、その歩いた時間がいろいろな風景を見せてくれます。私の制作も、初めから描くものを決めず、筆を置くそして画面を眺める時間が重なることで、現れて来るものを待つようにしています。それは自然の中に自分を解放して佇んでいるのと似ています。
作品を見てそんな気持ちになって頂ければ幸いです。
画家 河合美和
(2016年 ART FRAGMENTS 48号より)
具象性が高い作品と言えるが、作家の拘りはもっと感性的なものであり、抽象/具象の枠組みからは自由な印象だ。結果として楽な拠り所に頼らない表現手法を確立する必要に迫られ、自らの作品に対峙するときの苦悩が見え隠れするようにも見える。描かれた空間がどんな表情をみせるのかという、緊張感ある作品だ。
1960 神戸生まれ
1984 京都市立芸術大学美術学部油1984 画科卒業
個展
1985 ギャラリー白(大阪)
2003 ギャラリー島田(神戸)
2010 Oギャラリー(東京)
グループ展
1987 アート・ナウ’87
1988 臨海芸術・88年の位相展
1992 兵庫の美術家
1995 ペインタリネス
1997 WE ARE HERE AGAIN
2000 VOCA展2000
1984 誘発の相貌
2009 丹波篠山まちなみアートフェアー
2010 第五回 日韓国際絵画交流展
2011 第六回 日韓国際絵画交流展
2013 神戸ビエンナーレ 兵庫・神戸の1984 仲間たち展
2016 大阪御堂筋アート
1984 京展
他、個展・グループ展多数
賞歴
2014 亀高文子記念赤艸社賞 受賞
杜の都・仙台ゆかり : ーーーー
☆ 表示価格は税込です。
☆ 納期は入金確認後のめやすです。